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待つ勇気

箱根

「 こんな数字読めないぞ! 」

「 式がないぞ! 」

・・・・「 自分が読めるからいい! 」

・・・・「 答えがあっていればいい! 」

「 ふざけるんじゃない! 」

持ってきたノートを何度もつき返す

こんなやり取りが

入試の直前まで続いた子の話です

でも負けない子でしたね

ちょっぴり

こんなやり取りを楽しんでいるところもありましたね

そして

お帰り問題ができるとうれしそうにしていましたね

「考えることができるようになってきたね」と 言うと

うれしそうにしていましたね

その子は転塾してきた子で

1日の目標校に合格していきました

受験後に

その子の母親からお手紙を頂きました

その内容のほんの一部を紹介致します


 『RON塾に入るまでは

 目的はあいまいになり自信を持てず、

自主的に考えることができなくなっていました

 親も必要以上に勉強させようとやっきになっていたと思います

 学校は休んでも塾には行きたい

 RON塾では勉強の楽しさと共に報われることの喜びと

日々の努力の大切さを知ったようです

 長く、きつい、RON塾の授業をやりぬいたから、僕は何でもやってみる

 と自信を持って話してくれます。』


 子どもの成長が表面に現れるまでには時間がかかります

 怒ることと叱ることは違います

 子どもの成長を信じて

 そして

 子どもの現状を認めてあげて

 正々堂々と

 叱ったり ほめたり

 しっかりかまっていくと

 それが栄養になり

 体の奥でゆっくりと成長が始まっていきます

 大切なことは

 あせらないで待つことです

実り

本日は快晴

富士山も見えました

1週間ほど前ですが

ナス ピーマン キュウリ トマト の苗を

去年と同じように

自宅の庭に植えました

まだまだちいさな緑の葉ですが

日光を浴び

気持ちよさそうに

風になびいています

いくら見ていても飽きませんね

水を与え

栄養を与え

しっかり守っていきますぞ

子どもたちを育てるのと同じですね

実がなるのが

楽しみです

ところで 5年生

今の時期はありがちなことですが

少し 緩んでいます

本日の補講は気合を入れますぞ






①の存在

分数の割り算は、どうして、分母と分子をひっくり返して
掛け算にするの・・・・・・?

1より小さい数で割ると、どうして数は大きくなるの・・・・・?

小学5年か6年か忘れましたが、寝てもさめても、このことを考えていたことを覚えています。

その考えている過程の中で、もとになる数①の存在を実感することができたのです。

つまり、割合の概念が私の頭の中に出来上がったのです。

その時から、算数の問題を解くことが楽しくなった記憶があります。


最近、この①の存在を、どうしたら、算数ができない子たちに実感させる
ことができるのか考えています。